婦人

うつ病による症状

看護師

うつ病はチェックして判断

夜、帰宅してすぐにバタッと眠れる人というのはなかなかいません。仕事から帰っても仕事のことが頭から離れない人もいますし、人は安静な状態になるまでに時間がかかります。また、楽しいことがあって友達とお酒を飲んで騒いだりして帰宅した後、布団に入ってからも興奮状態が続くことがあります。仕事の悩みという負の感情は、ストレスとして認識されやすいのですが、楽しすぎる、嬉しすぎるというのも実は人間にとってストレスなのです。喜怒哀楽の激しい人はストレスを感じやすいともいえます。そうした自分の性格を日ごろチェックしておくことも大切です。なるべく湖面の静けさのように心を安定させる生活ができれば、それが最もよい睡眠につながります。負のストレスが長く続くとうつ病を発症すると言われています。自分の感情にふたをして我慢する性格の人はとくに要注意です。うつ病はまず睡眠にあらわれます。布団に入った後も悩みがぐるぐると頭の中を占拠する、または寝ているはずなのに、朝起きてみると体が重い、そんな日が続くようでしたら、うつ病の一歩手前である抑うつ状態になっているのかもしれません。抑うつ状態を放置することでうつ病に発展することがありますので、早めに医療機関を受診しましょう。睡眠、食欲はうつ病チェックの中で、もっとも重要な項目です。最近は薬を使わなくてもうつ病を治す方法が出てきました。考え方を変えるという方法です。しかし一人でそれをするのはとても難しいので、必ず専門の指導者の下で行いましょう。この方法はアメリカから入ってきた考え方で、認知行動療法といいます。自分の日常行動をチェックし、日記をつけていきます。そしてその時の感情を点数化します。また指導者とともに、「こんな考え方もある」という認知の多様化をはかります。うつ病になりやすい人の性格傾向として、自分の考えに固執する、偏った考え方をするというものがあります。これを修正することでうつ病を克服できます。また、仮面うつ病と言って症状が不眠などではなく、頭痛や湿疹、お腹の痛みなど体に出るタイプのものもあります。これはなかなか本人も医師も気づきにくく、チェックが難しいのですが、まず内科などを受診し、検査を進めますが疾病名がつくようなこれといった原因がみつかりません。いろいろな医者を転々とし、あらゆる薬を飲んでも症状が取れないので患者も苦しみます。こういった場合、心療内科などで抑うつのチェックをしてもらうと、かなりストレスが溜まっていたということがあります。本人も内科の医師も、体の具合が悪いと信じていますから、それが心因性とはなかなか認めにくいのです。こうした症状も丁寧なカウンセリングを受けて、心の重荷を解いていけば必ず良い方向に向かいます。かなり根深い問題を抱えていてそれが体の症状となってあらわれているので、時間がかかる場合もあります。自分の心身の状態を日ごろからよくチェックし、少しでもおかしいなと感じたら、早めに専門家によるストレスチェックを受けましょう。また、適切な治療にたどりつけるよう情報収集をしておくことをおすすめします。